一生の不覚(おおげさ)

ある人のBlogに面白い数学の問題が掲載されていると言うので、見に行ってみました。
…知っている問題でした。

しかも、以前ある本で見て、五分後にはあきらめて解答を見てしまった問題。で、想像以上に見事な解法が載っていて、ひどく感心した問題。二度と忘れることができないほどに。
この解法を忘れない限り、私は自力でこの問題を解くことは一生できないわけでして。
四苦八苦している人たちのトラックバックを見ていると、推理小説を誤って結末から読んでしまったときのような後悔の念に襲われるわけです。

もっと詳しく言うならば、ビデオにとったドラマ仕立ての推理クイズを見ようとしてうっかり完全に巻き戻す前に再生ボタンを押してしまい、犯人が名指しされているシーンを見てしまったときのような、そんな後悔の念です。
4年たったいまでもそのビデオは押入れに入ったままですし、犯人の名前が「イガラシ」だったこともしっかり私の記憶に残っているのです。私がこのビデオを見る日は来るのでしょうか。

話は戻ります。
上記の問題が掲載されているBlogは、「技術系サラリーマンの交差点(http://ytsumura.cocolog-nifty.com/blog/2004/08/post_3.html)」ですが、すでに解答が公開されています。
解答を見ずに解いてみたい方のために、以下に問題をコピーしておきます。
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 二等辺三角形ABCを、Aが20度かつ頂点になるように描く。
 辺AB上に点Dを、角DCBが60度になるように取る。
 辺AC上に点Eを、角EBCが50度になるように取る。
 角EDCは何度か?

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