ガイドウェイバス(と城北線)

ゆとりーとラインは、鉄道とバスの利点を組み合わせたシステムです。
道路の中央分離帯上に設けた専用の高架を、車両の前後輪に取り付けた案内装置の誘導で走り、さらに同一車両で連続して走行できる特性(デュアルモード)を備えています。

実際に車体を見たことはないのですが、車体の両脇に車輪が出るらしいです。
名古屋でバス専用の高架を見たときは、ずいぶん無駄なことをするな、と思ったものでしたが、よく考えてみたら名古屋には城北線というものがあるのでした。
ガイドウェイバス城北線の類似点としては、
・全線高架
・非電化
・一両編成
・ワンマンカー
・マイナー
と、いくつもあげられます。
(もっとも、バスが非電化・一両編成・ワンマンなのは当たり前ですが。)
道路を走れる分だけ、ガイドウェイバスのほうが効率的だと思います。

城北線参考サイト

ただ私は利用価値を見出すことに成功しました。駅はかなり高い位置にあるので、展望台として、名古屋市内を望むには抜群のロケーションです。

沿線風景と沿革はこんな感じ。やたら背の高い高架が。

城北線では、新年を迎えるにあたり、1月1日に「初日の出号」を運転します。
7時すぎには、全線高架で眺望の良い車窓から「初日の出」が見られます。初日の出時刻に合わせビュースポットで停車します。

こちらは城北線の会社のサイト。鉄道会社の側でも全線高架を売りにしているようです。
沿線は何の変哲もない住宅街なので、普段はビュースポットで停車したりはしないはずです。