ライブドアとか

今週の焦点は「ライブドアショック」。KOTETUさん「最大借金200万円の可能性、投資家を裏切った行為は許せない」。DAIBOUCHOUさん最大5600万円の損害「ライブドアはもう一度頑張ってほしい」。
2人の個人投資家、DAIBOUCHOUさんとKotetuさん、IP中継。DAIBOUCHOUさん「堀江社長は敵を作りすぎたが社会のスパイスとして必要」Kotetuさん「ライブドア株が幾らになるか心配」
取材した西東大アナウンサー、お寄せいただいた意見紹介。「株はマネーゲームではない」等、個人投資家に厳しい内容が。

ライブドアの話をNHKで取り上げるようだぞ」と言われて、見てしまいました。ていうかスポーツの話題多すぎ。スポーツニュース+特集3つ構成で、特集のうちの2つがスポーツの話題て。
 
とりあえず、「社会のスパイス」という言葉の意味がよくわからなかったのですが、経済社会の復活剤兼マスコミのおもちゃ、ってことでいいのでしょうか。
・・・そういう人がいてもいいと思います。投資対象として適切かどうかは別として。
 
5600万円の損も大変ですが、200万円の借金のほうが悲惨ですね。 
損をされた人たちの投資先の選定方法については、とやかく言える立場ではありません。私の選定方法のほうがよっぽどいいかげんです。
株式投資も、別にマネーゲームでもいいと思っていますし。
ただし、大雑把に言うと、全部失ってもいい金額以上の投資はすべきではないでしょうね。
「最悪“ムイチモン”」になる取引はOKだけど、「最大借金200万円の可能性」が生じるような取引はダメってことで。肝に銘じておきます。
 
あと、放送では、信用投資のことを「少ない元手で大きな取引ができる」とか言っていたようですが、そんな言い方じゃだめです。
あれは「少ない証拠金を納めることで、大きな取引用の投資資金を貸してもらう方法」なんですよ、実態としては。
上の記述は正確じゃないけど、すくなくとも証拠金は元手じゃありません。
  

(ここから個人的な話題、反省の弁)

さて私もライブドアの株主なわけで、以前も株主総会のレポート(ライブドアの株主総会 - 睡眠日記)とか書いていたりするわけです(レポートの改行がおかしかったのでさっき手直ししました)。
 
ライブドア株は、元手330円で1株だけ買いました。当時は証券会社の手数料無料期間(口座申し込みから2ヶ月以内)だったので、単位株価が10,000以下の激安株を適当に手当たり次第に購入しました。
 
当時購入した10,000円以下の銘柄は以下のとおり。

銘柄 元手 現在 含み損益等
ペイントハウス 1160 764 -396
ライブドア 330 336(来週もっと下がる) +6(来週、確実にマイナス)
サンライズ・テクノロジー 710 1050 +340
シーマ 100 330 +230
ゼクー 97 上場廃止直前に8円で売却 -89

 
手数料無料期間が過ぎたので、これらの株を売ろうとすると手数料が1050円とかかかるので、売れません。
買った時点では、これらの銘柄のなかでは、ライブドアが一番将来性があると思っていました。極端な話、ライブドア以外は、いつ上場廃止になっても文句は言えないと思っていました。
(実際1銘柄上場廃止になっています。個人的には、どの銘柄もお勧めしません。)
 
ちなみに、わたしの株の選定方法は、

選定方法 理由 欠点
「手数料無料で買えるヤツ」 手数料はムダ 20万円以上の株が一切買えない。
「とにかく安いヤツ」 少ない元手でリスク分散 売買単位が安くても割安かどうかは別問題。暴落して上場廃止直前のをつかまされるかも。
「とにかくPER(株価収益率)の低いヤツ」 株価収益率=元が取れる年数(理論値)。値が小さいほどOK。 そもそも将来性のない会社かも。暴落して上場廃止直前のをつかまされるかも。
「いつもの店で株主優待が使えるヤツ」 とにかくおいしい(牛丼とか) 優待内容が突如縮小される。
「馴染みのある業種の会社」 業界知識があれば有利 結局一単元買って持ち続けているだけ。生かすほどの知識もない。

そのうち使おうと思っているのが、

選定方法 理由 欠点
「売上の多い会社のヤツ」 規模が大きければあまりつぶれなさそう 最近反例が多すぎる。
「とにかくPBRの小さいやつ」 とにかく割安、買収されれば暴騰する可能性も そもそも帳簿価額なんて当てにならない。

 
なんか放送内容とずれてしまいました。